FX入門〜初心者おすすめ8社口座スワップポイント比較
- スワップポイント比較基準・概要
- 1位. DMMFX 16.8点:買い平均:9.4点、売り平均:9.3(7.4)点
- 2位. GMOクリック証券 16.1点 :買い平均:8.9点、売り平均:9(7.2)点
- 3位. SBIFX 14.8点:買い平均:7.7点、売り平均:8.9(7.1)点
- 4位. FXプライムbyGMO 10.8点:買い平均:5.9点、売り平均:6.1(4.9)点
- 5位. 外貨ex by GMO10.6点:買い平均: 6.6点、売り平均:5(4)点
- 6位. 外為どっとコム 9.8点:買い平均:6.3点、売り平均:4.4点(3.5)点
- 7位. 外為オンライン 4.4点:買い平均:2.1点、売り平均:2.3(1.8)点
- 8位. マネーパートナーズ 2.4点:買い平均:1.3点、売り平均:1.4(1.1)点
- 結論
スワップポイント比較基準・概要
このページでは「今井雅人のFX入門・初心者向けFX常勝方程式」おすすめ8社のスワップポイントを比較しています。
米ドルから南アフリカランドやメキシコペソまで7通貨ペアについてのスワップポイントを比較しており、通貨別、売りと買いごとの各社の優劣がわかります。
当サイトでは投機となる経常赤字国の高金利通貨は原則としておすすめしていません。しかし、近年の高金利通貨の人気を鑑み、メキシコペソ/円と南アフリカランド/円だけはリストに入れることにしました。トルコリラ/円については2018年以降人気でしたが下落を続け多くの方が強制退場させられたため到底おすすめできず、リストに入れていません。
また、高金利通貨であっても、サヤ取りだけを行えばリスクがほとんどないということも追加した理由の一つです。
ただし、高リスクのためか、外貨ex by GMOとDMMFXは長い間トルコリラを扱っていなかったので、本サイトと同じ意識なのかと好感がもてます。
スワップポイント自体は各社の2021年1月のウェブサイトを基に算出したものとなります。外為オンラインを除きスワップポイントカレンダーの値を合計し、日数(2022年1月は31日)で割って算出しています。半年前と比べると、利上げを行ったポンドとニュージーランドのポイントが大きく増加しています。
当サイトでは正確さを期するため当日1日のポイントではなく、1ヶ月間の平均値を採用しているわけです。
それでは会社毎のスワップポイントを比較し、紹介していきます!買い、売り共にスワップポイントが良いものは緑字、悪いものは赤字となっています。
なお、買いのポイントに重きを置いていますので、買いが高得点の場合に枠が緑、低得点では枠が赤、売りが高得点の場合には文字が緑、低得点では文字が赤になっています。
順位を決める総合得点は売りは買いの80%として計算しました。スワップポイントは買いが基本のためです。
しかし、売りで数ヶ月もスイングトレードをすることになると売りのスワップの支払いがボディーブローのように効いてきますので、当サイトでは、売りの点数も買いと併記してあります。
1位. DMMFX 16.8点:買い平均:9.4点、売り平均:9.3(7.4)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 8円/-11円 | -13円/11円 | 14円/-11円 |
買/売 | 10点/8点 | 10点/10点 | 10点/10点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 3円/-6円 | 10円/-12円 | 6円/-8円 | 7円/-10円 |
買/売 | 10点/8点 | 9点/9点 | 8点/10点 | 9点/10点 |
DMMFXは半年前と比べると大きくポイントが上昇し、1位となりました。2022年の世界的な利上げによりキャリートレードが復活し、スワップトレードも増えると見込んでの行動かもしれません。そうだとすると、さすがですね。
買いにおいては米ドル/円、豪ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円の主要4通貨においては10点で、他の7社と比較しても最高水準でした。
売りでは豪ドル/円とキウイ/円のオセアニア通貨を除けば10点となりました。他社と比較した総合スコアでは文句なしの1位となっています。
2位. GMOクリック証券 16.1点 :買い平均:8.9点、売り平均:9(7.2)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 7円/-9円 | –14円/11円 | 13円/-16円 |
買/売 | 9点/10点 | 9点/10点 | 9点/7点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 2円/-5円 | 11円/-13円 | 6円/-9円 | 8円/-11円 |
買/売 | 7点/10点 | 10点/8点 | 8点/9点 | 10点/9点 |
GMOクリック証券は1月のFX neoのスワップポイントカレンダーから算出しました。南アフリカランドとメキシコペソについて本当は10万通貨単位での取引となるのですが、他社との比較のために10分の1に直してあります。
買い向けスワップ、売り向けスワップともにDMMFXを下回り2位となりました。
しかし、新型コロナウイルスによるテーパリングも終了しつつあり、利上げを実施した英ポンドとキウイはスワップポイントが大きくなってきました。サヤ取りを狙えるほど競合他社と比較しても差がでてきました。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | GMOクリック証券へ
3位. SBIFX 14.8点:買い平均:7.7点、売り平均:8.9(7.1)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 8円/-11円 | -13円/8円 | 11円/-16円 |
買/売 | 10点/8点 | 10点/7点 | 8点/7点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 1円/-6円 | 7円/-11円 | 5円/-8円 | 7円/-10円 |
買/売 | 3点/8点 | 6点/10点 | 6点/10点 | 9点/10点 |
SBIFXはトップ2社に次ぐ3位となりました。
買いのスワップポイントでは、一番取引量の多い米ドル/円とユーロ/円で首位となっています。
売りでも南アランド/円、NZドル/円、メキシコペソ/円で他社比較すると首位となりました。
高金利通貨の買いのスワップポイントが低く、低金利が続く中、スワップ取引には以前よりはあまり力を入れなくなっているようです。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | SBIFXトレードへ
4位. FXプライムbyGMO 10.8点:買い平均:5.9点、売り平均:6.1(4.9)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 3円/-16円 | -18円/5円 | 9円/-21円 |
買/売 | 4点/6点 | 7点/5点 | 6点/5点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-13円 | 5円/-17円 | 8円/-12円 | 7円/-10円 |
買/売 | 0点/4点 | 5点/6点 | 10点/7点 | 9点/10点 |
FXプライムbyGMOは、今回の調査では順位を上げました。
さらに、南アランド/円、メキシコペソ/円などのマイナー通貨の買いのスワップでは他社比較でも業界トップクラスの点数を提示しています。
入門〜初心者が63%を占めるというFXプライムbyGMOですが、ミセスワタナベが好むという高金利通貨においては業界トップを狙うという戦略なのかもしれません。
2022年1月時点では前回の比較時よりも買いが売りよりも高くなっています、最近は新たな個人投資家が増えたので買いを好むようになっているからでしょうか?
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | FXプライムbyGMOへ
5位. 外貨ex by GMO10.6点:買い平均: 6.6点、売り平均:5(4)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 7円/-20円 | -22円/8円 | 10円/-23円 |
買/売 | 9点/5点 | 6点/7点 | 7点/5点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-14円 | 8円/-21円 | 6円/-19円 | 7円/-20円 |
買/売 | 0点/4点 | 7点/5点 | 8点/4点 | 9点/5点 |
外貨ex by GMOは前回よりも順位を上げました。
米ドル円は9点であり、さらに、高金利通貨であるメキシコペソ/円、南アランド/円の2通貨でもそれぞれ8点、9点となっています。
豪ドル/円での買いの0円はDMMFXの3円やGMOクリック証券の2円とはあまり差がないわけですが、ポイント換算では大きく差がついてしまいました。
スワップポイントに力を入れ始めたのかもしれません。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | 外貨ex by GMOへ
6位. 外為どっとコム 9.8点:買い平均:6.3点、売り平均:4.4点(3.5)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 6円/-28円 | -25円/8円 | 10円/-27円 |
買/売 | 8点/3点 | 5点/7点 | 7点/4点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-18円 | 8円/-25円 | 6円/-20円 | 7円/-16円 |
買/売 | 0点/3点 | 7点/4点 | 8点/4点 | 9点/6点 |
外為どっとコムは南アランド/円の買いのスワップポイントでは業界他社比較でトップの水準です。
順位を落としてしまいましたが、買いにおいては豪ドル円とユーロ円を除くとそこそこのポイントであり、あまり心配することもないようです。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | 外為どっとコムへ
7位. 外為オンライン 4.4点:買い平均:2.1点、売り平均:2.3(1.8)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 0円/-35円 | -45円/0円 | 0円/-45円 |
買/売 | 0点/3点 | 3点/0点 | 0点/2点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-50円 | 0円/-50円 | 5円/-15円 | 5円/-30円 |
買/売 | 0点/1点 | 0点/2点 | 6点/5点 | 6点/3点 |
外為オンラインは入門〜初心者向けのFX会社です。ITリテラシーの低いシニア層向けにパソコンやスマホの使い方セミナーを設定するなど他のFX会社と比較できない独自の戦略をとられています。
スワップポイントカレンダーも用意されておらず、競合他社をあまり意識していないようです。
スワップポイントよりもセミナーやシストレなどに特化し、入門から初心者向けに米ドル円のみ他社と比較してもさほど遜色のないポイントを設定していたのですが、今回は0ポイントとなりました。
近年は入門者や初心者がトルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨を好む傾向がありその流れに逆らえなかったのか、2019年9月時点では扱っていなかったトルコリラ/円やメキシコペソ/円がラインアップに新たに加わりました。この2つについてはポイントが付与されています。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | 外為オンラインへ
8位. マネーパートナーズ 2.4点:買い平均:1.3点、売り平均:1.4(1.1)点
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 1円/-148円 | -103円/1円 | 1円/-146円 |
買/売 | 1点/0点 | 1点/1点 | 1点/1点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-147円 | 2円/-95円 | 1円/-24円 | 2円/-28円 |
買/売 | 0点/0点 | 2点/1点 | 1点/3点 | 3点/4点 |
マネーパートナーズでは他社と比較するために1万通貨単位を超えた取引が対象のパートナーズFXのポイントを表示しました。
マネーパートナーズのスワップポイントは競合7社との比較で最下位となりました。さらに半年前の前回よりもさらにポイントは悪化しています。年末恒例のスプレッドのキャンペーンを2022年2月時点でもまだ行っており、スワップトレードにはもう力を入れることはやめ、その資金をスプレッドに回しているのかと推察されます。
前回の米ドル/円、豪ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円に続き今回はキウイドル/円のりポイントでも他社比較は最下位となっており、ほとんどスワップポイントをほとんど重視していないのかもしれません。
または入門〜初心者向けには100通貨〜1万単位のパートナーズFX nanoを推奨しているのが理由かもしれません、こちらのスワップポイントは大きく設定されていますので。
2022年版FX初心者おすすめ口座比較 | マネーパートナーズへ
結論
「今井雅人のFX入門・初心者向けFX常勝方程式」による半年前の調査時には超低金利時代によりスワップポイントはどんどん小さくなっていき、各社を比較しても大きな差はなくなってきて、サヤ取りのチャンスも少なくなっていました
しかし、今回は利上げを行った英ポンドとニュージーランドドルにおいてはスワップポイントが大きくなり、会社による差が大きくなっています。この傾向は2022年には加速化していくはずなので、スワップポイント狙いやサヤ取り狙いの取引もそろそろ始まるのかもしれません。
また、DMMFXとGMOクリック証券の上位2社と競合他社を比較すると、差が大きくなってしまっています。スワップポイントを狙うのであれば、上位2社がおすすめということになります。
FX入門〜初心者の方には、メイン口座を選定する際には買いのスワップポイント、サヤ取りを行いかつ情報収集するための売り用のサブ口座を選定する際には売り用のスワップポイントを参照することをおすすめ致します。
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