往復ビンタ
英語ではぴったりな適当な表現がありません。ビンタはslap(スラップ)なので直訳だとslap on both cheeks(スラップ・オン・ボス・チークス)となりますが、検索して出てくるのはslapped cheek syndrom(スラップド・チーク・シンドローム)、いわゆるりんご病の結果ばかりです。そもそも、欧米ではビンタは1回が基本のようです。
強いていうと、backhanded slap after open palmed slap(バックハンデッド・スラップ・アフター・オープン・パームド・スラップ)またはスラングですが、一番近いイメージなのはpimp slap after bitch slap(ピンプ・スラップ・アフター・ビッチ・スラップ)でしょうか?
pimp(ピンプ)はポン引き男性を指すスラングで、pimp slap(ピンプ・スラップ)は手の甲でのビンタ、bitch(ビッチ)はハリウッド映画などでご存知でしょうが、あまり良くない女性をさすスラングで、bitch slap(ビッチ・スラップ)は通常の手の平でのビンタのことです。手の平での平手打ちは女性が使うイメージが強いのとダメージが小さいこと、手の甲ででの平手打ちは男性がよく使い、ダメージも大きいことが理由だそうです。
FXでは保有するポジションと逆に相場が動いたたためドテンをしたところ、今度もまた逆に動いて、2度損切りをさせられることをいいます。こうした往復ビンタを喰らうことが入門者や初心者のうちは起きるので、ドテンは中級者向けの手法といえるわけです。
例えば売りポジション保有の際の急激なブルマーケットとなり踏まれて耐えきれなくなり手仕舞いをし、この流れに乗ろうと買いポジションを持つと、今度は流れが逆行しベアマーケットに転じたので、買いポジションも損切りをさせられるという意味で使います。
原因はエントリーポジションがいい加減、損切りレベルの設定が狭すぎる(100pips以下)、相場感がないなどが考えられます。
FX入門者や初心者の方は、今井先生のおっしゃるように、自己資金と相談して余裕を持った逆指値を設定して、トレンドがファンダでもテクニカルでも確認できた時のみエントリーする習慣を身につけましょう!
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