リスクヘッジ
英語では単に避けるという意味のhedge(ヘッジ)として使われるほうが多いようです。リスクも減りますが、利益も減ることになるからです。しかし、リスクマネージメントの手法であることから、リスクヘッジと呼ばれるようになったと思われます。これもローリスクローリターンの手法ですので、「今井雅人によるFX初心者のための入門・始め方と口座比較」ではおすすめしています。
株式でいくつかの銘柄をロングしている際に、株式先物指数をショートしたりプットオプションを購入するなど、ポジションを一方向に傾けないことを指します。
FXにおいては、ある通貨ペアをロングし、同時に正の相関の高いペアをショートしたり、負の相関の高いペアをロングすることがヘッジにつながります。
例えば、豪ドル/円をロングしていたがリスクオフに傾いてきたと思ったら、デイトレで相関性の高いニュージーランド/円をショートすることでリスクを減らすことができます。リスクオフが終わったと分析できたらショートを外せば利益がでるので豪ドル/円の含み損はある程度相殺されます。
または、豪ドル/円をロングしていた際にCFDで米国株式や日本株先物をショートするように、為替と株式の組み合わせでもヘッジをすることができます。
FX入門者や初心者の方は特に、市場から退出させられることがないように、いくつかの通貨ペアをホールドするなどリスクヘッジも心がけましょう。
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