FX初心者向け入門・始め方と口座比較

テクニカル分析

英語のtechnical analysis(テクニカルアナリシス)の直訳です。テクニカルとも略されます。

 

政治や経済情勢などから相場を予測するファンダメンタルズ分析と相反する考え方です。株式、FXなどの相場の世界で、将来の動きを過去のパターンから読み取ろうという分析手法です。

 

チャールズ・ダウが提唱したダウ理論が源流となっています。これは、ファンダメンタルズや市場参加者の考えはすべて市場価格の値動きに反映されるという考え方です。

 

市場価格(FXでは為替レート)の値動きを表したものが、チャートです。つまり、テクニカル分析を好むテクニカル派は、まさにこのチャートとじっくりと取り込むこととなります

 

一言で言うと、テクニカル分析とは、チャート分析のことです。

 

過去から研究されてきた様々なチャートの形状や、そこに様々なラインを引くことで、相場の短期・中期・長期の傾向をを見分ける手法であるトレンド系と、現在の価格と変動率などから相場の値ごろ感を測る手法のオシレーター系と、主に2種類に分けられます

 

前者の代表的な指標には移動平均や指数平滑移動平均ボリンジャーバンド、後者にはRSIやストキャスティクス、MACDなどがありますが、その数は数十種類にも及び、全てを理解することは不可能です。

 

今井先生のお話では、自分が得意とする、合っている指標をいくつか見つけ、それを使いこなせばいいとのことですので、上級者でない限りは全てを理解する必要はないようです。

 

ファンダメンタルズで相場が動くのは2021年11月のBOEショックのように相場の予想と異なる結果となった時です。そうした際は動きが急なので、レジスタンスラインなどは簡単にやぶられてしまい、テクニカルはあまり通用しません。しかし、通常の取引ではテクニカルは非常に重要となります。

 

FX入門者や初心者の方はテクニカルだけに頼らず、ファンダメンタルズやヘッジファンドがどう動くかなどを見極めた上でエントリーすることを心がけましょう!

 

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