一目均衡表
ローソク足など日本ではお馴染みの指標ですが、海外ではあまり用いられていない、日本で開発された指標です。非常に奥が深い指標で、詳細な解説については第8章で公述される今井先生の記事を参照ください。
基準線、転換線、先行スパン 1、先行スパン 2、遅行スパンという 5 つの線で形成され、SMAやEMAなどの移動平均線とボリンジャーバンドの組み合わせよりも複雑であり、中上級者向けの指標といえるかもしれません。
先行スパン 1 と先行スパン 2 の間を雲と呼び、ローソク足が雲の下に位置している場合は雲は抵抗となり、ローソク足が雲の上にある場合はサポートとなります。また、雲を作る先行スパン 1 と先行スパン 2 がクロスした場合はトレンドの転換とされます。
転換線が基準線を、またはローソク足が雲を下から上に抜けたときが買いシグナルとされ、反対に転換線が基準線を、ローソク足が雲を上から下に抜けたときを 売りシグナルとします。
一目均衡表は複雑で奥も深いので、FX初心者やFX入門者の方には、移動平均線とボリンジャーバンドの組み合わせに好みのオシレーター系を付け加える方が無難かもしれません。
当サイト内の文章・画像等の無断転載は厳禁とさせていただきます。引用される場合には、著作者名と当サイト名を必ず明示し、引用された部分をカギカッコで囲うなどの引用ルールを厳守ください。
記事のSNSでの拡散へのご協力、よろしくお願い致します!