コマーシャルペーパー/CP
英語のCommercial Paper(コマーシャルペーパー)がそのまま日本語となりました。略してCPと呼ばれています。短期資金を調達する目的で、企業が公開市場で発行する無担保の割引約束手形を指します。
米国では19世紀から存在する金融商品ですが、日本で取引市場が開設されたのは1987年です。
CPを発行できるのは市場から信任されているということになるので、日本で発行できても米国で発行できるとは限りません。信用力の高い大企業のみが発行できます。
通常はプライムレートよりも低いレートで資金を調達できます。証券会社などの金融機関が引き受けを行い、投資家に販売されます
社債の一種で、金利は発行する企業の信用力で決定されているところは同じですが、通常の社債は償還期間が1年以上であるのに対し、1年未満(通常は270日未満で90日未満や30日未満が多い)である点や証券取引所で扱われる商品ではないので銀行も扱える点が異なります。
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