FX初心者向け入門・始め方と口座比較

国債格付け

英語ではrating(レーティング)です。

 

犬や競走馬から芸能人やスポーツ選手、レストランから観光地、そして学校や企業から国家まで、人間というのは本当にランクをつけるのが好きですよね。そしてそのランキングをつける会社が格付け会社となります。レストランではミシュランやザガートが有名ですよね。

 

ここでの格付けは国家に対する信用のことで、国債への格付けです。英語ではgovernment bond credit rating(ガバメント・ボンド・クレジット・レーティング)。ソブリン債と呼ばれる国家が発行する債券に対する価値を指します。正確には三大信用格付会社であるムーディーズ、スタンダード&プアーズ、フィッチ・レーティングスによるソブリン債の格付けのことであり、3種類の格付けが存在することになります。3大といっても実はムーディーズ、スタンダード&プアーズの2社が80%のシェアを占めるので通常はこの2社の格付けが重視されます

 

会社によって少しずつ異なりますが、ムーディーズの場合は最上級のAaaから最低のCまでランク付けされています。Baa3以上が投資適格、Ba1以下は不適格とされています。

 

この2社による格付けの変更は為替(FX)市場にも影響を与えます。通常は上がれば買い、下がれば売り、となります。もちろん「噂で買って事実で売れ」の影響もありますので、見極めが必要です。あくまでも原則ですので、 FX入門者や初心者の方はご注意ください。

 

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