十字線
一目均衡表などのローソク足のチャート上で上ヒゲと下ヒゲが両方出ていて、十字に見える状態のことです。同時線の一種です。
ローソク足は日本で発明されたチャートで海外ではあまり使われないため、英語には存在しない用語です。十字の英語であるクロスや寄せ線とも呼ばれます。
始値と終値が一緒でそれを挟んで高値と安値が存在することとなり、買いと売りが拮抗した状態と解釈されます。相場の転換点を示すシグナルの一つです。ただし、上ヒゲと下ヒゲの長さが同じであるとは限りません!
そのため、ブル相場が続いた高値圏で十字線が出現するとベア相場への転換を、ベア相場で底値圏で出現すると反騰を意味するといわれています。
もちろん、これが出たからといって必ずそうなるわけではなく、あくまでも目安です。特に高値圏でもなく、底値圏でもない場合にはあまり重要視されませんので、FX入門者や初心者の方は高値圏や底値圏でのみシグナルになると覚えておいてください!
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