トイレットペーパー買占め騒動
1973年に実際に起きた事件です。イスラエルとアラブ諸国との間で勃発した第4次中東戦争をきっかけに原油価格の70%もの引き上げが決定、なぜか当時の内閣が紙の節約を呼びかけました。
その結果、「紙がなくなる」というデマが流れて、主婦が紙の中でも必需品であるトイレットペーパーの買い付けに殺到して店頭からあっという間に消えたという騒動のことです。マスコミが価格が倍になったなどと煽ったことも、パニックの原因の一つらしいです。
そして新型コロナウイルスが流行する中で、BBCのニュースによると、2020年3月にはオーストラリアでトイレットペーパー買占めが起きました。まさに歴史は繰り返すです。今回の事件もデマとマスコミと行動心理学の複合要因の結果のようです。
人間の集団心理は恐ろしいですよね。こういう話を聞くとFX入門者や初心者の方にも行動心理学が重要なことが、ご理解いただけると思います。
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