エグジット(イグジット)/エントリー
エグジット(イグジット)は和製英語です。英語のExit(エグジット)という“退場”という意味の名詞から名付けられたと思われます。
Exitの名詞形というと”出口“を連想しますが、そうなると反対語の入口は、Entry(エントリー)にも玄関、入り口の意味はあるにはありますが、一般的にはEntrance(エントランス)となるので、退場と捉えるのが自然でしょう。
ちなみに、ネイティブ発音に近いということで、イグジットという呼び方もあるようです。
意味は相場から退出すること、つまりポジションを手仕舞う(クローズする)ことです。ご自分で想定された利確または損切りラインで(これはあくまで理想で簡単ではありません)で保有している通貨ペアを決済することです。
相場が予想と反対に動いたときは、早めに損切りしなくては損失が大きくなります。予想通りに動いた際は、できる限り我慢して利益を大きくすることが必要です。
エグジットに対して、エントリーは欧米人にも通じる正しい英語と思われがちですが、やはり英語のEntry(エントリー)という名詞、“入場”から名付けられた和製英語と思われます。意味は、相場に入ること、つまり通貨ペアを買うか売るかのどちらかを選択して、ポジションを持つことです。
例えば、113.5円で米ドル/円を買いでエントリーしたというように用います。
ちなみに英語では単にEnter(エンター)という“入る”という動詞が用いられ、Enter the market(エンター・ザ・マーケット)となります。
How to find forex entry trigger?(和訳するとFX相場に入る銃の引き金=きっかけをどうやって見つけるか)やHow to look for forex entry signal?(和訳するとFX相場に入るサインをどのように探すか)などの使い方はありですが、Entryを連発するのはなしです。
相場がどのような動きをするのかシナリオを組み立て、チャートを睨みながら、ファンダメンタルズを気にしながら、そしてヘッジファンドなどの動向を考えながらどこでエントリーするか。このエントリーポイントによって、FXで勝利できるかの半分は決まると言ってもいいかもしれません。
このエントリーポイントを見極めることもエグジットポイントをどこにするかということと並んで、「今井雅人によるFX初心者のための入門・始め方と口座比較」の最重要公式のひとつでしょう。
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