相場感/相場勘
英語では当てはまる言葉はどちらにもありません。強いて言えば相場感はFeeling learned by experience(フィーリング・ラーンド・バイ・エクスペリアンス)、相場勘はintuition specially for market trading(インチューション・スペッシャリー・フォー・マーケット・トレーディング)というところでしょうか?
相場カンの“カン”には観るという意味の“観”、勘が鋭いの“勘”、感覚の“感”という3つの漢字が当てられます。それぞれ意味が違ってきますので、相手がどのカンについて話しているのかを、まず確かめるようにしましょう!
このうち、「相場感」は相場に対する“感覚”の意味で、野生の勘などという言い方をされる“勘”との違いが分かりにくいかもしれません。しかし、じっくり考えてみると、“勘”がどちらかというと先天的なものであるのに対し、“感”は経験を積むことによって養われる後天的なものという違いに気付くでしょう。
例えば、一見ニコニコしていい人そうに見える男の人を初対面で「あっ、この人ヤバイ」と“女の第六感”で気づける方もいますが、普通の方は気がつきません。これは“感”と書きますが、人間が本来備えている五感(目・耳・舌・鼻・皮膚による5つの感覚)を超えた能力を指していて、実は“勘”のことなのです。
つまり、「相場勘」というのは、天性の直感のことです。神様から特別にその方に与えられえた能力です。もちろん、直感は誰しも持っているのかもしれませんが、女の第六感を持つ方、野生の勘を持つ方となると、100人に1人とか1000人に1人とか、ごく少数の方だけでしょう。個人的な意見ですが・・・・。
本文記事の第1章の「FX入門・初心者必見!FX、麻雀、剣道の比較と勝利の秘訣とは!」で語られていますが、今井先生はこの“野生の勘”が備わっている方だと思われます。本当に強い雀士の方というのは、ツキを呼び寄せる能力を磨いていることも確かでしょうが、「これはなんか危ないな〜」と定石通りには打たないで振込みを逃れる不思議な能力を持っているのだと、ず〜と感じていました。そういうわけで、この相場勘というのは、身につけようもなく、羨ましがっても仕方がないので、FX入門者や初心者の方は相場勘を手に入れるのは諦めましょう。
しかし、何度か同じようなタイプに会ううちに、「実はこういうタイプの人って危ないのよね〜」と気づけるようになるのは、経験を積んでいるからです。これが“感”です。経験を積んでいくうちに、男性に対する感覚が研ぎ澄まされていくわけです(笑)
この“感”、相場感は、相場観同様、我々凡人でも身につけることができるものです。FX入門者や初心者の方も一緒に頑張りましょう!
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