行動心理学/行動経済学
英語ではPsychological behaviorism(サイコロジカル・ビヘビオリズム)/Behavioaral economics(ビヘビオラル・エコノミクス)と呼ばれます。心理学のアプローチのひとつで、人間の行動は、遺伝と環境、つまり罰や賞賛などの過去の人生、現在の状況などで説明できるというものです。
条件反射理論である“パブロフの犬”で有名なパブロフも提唱者のひとりで、刺激を与えたときの反応が重要だそうです。人間は罰を与えるとネガティブな行動をとり、褒めるとポジティブな行動をとるようになるとのことです。
行動経済学は人間心理を研究し、理論化したもので、人間は損失があると賭けにでる傾向があるというプロスペクト理論が有名です。ナンピンはまさにこの心理から生まれた手法ですよね。
相場の世界では、市場参加者が次にどのように行動するのか、その心理を読むことが肝心だという意味で使われています。いわゆるセンチメントを読むということです。
FXにおいては、実はこの行動心理学が、ファンダメンタルズやテクニカル以上に重要です。いくらエコノミストやアナリストの相場観が論理的であり、なるほどと思えても、実際に市場がそのとおりに動かないと意味がないのです。
マーケット、主に短期筋、がどう動くのかを、売買比率、チャート分析、オプションニューヨークカット状況、ニュースのヘッドラインなどから読むのです。FX入門者や初心者の方はぜひ覚えておいてください!
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