FX初心者向け入門・始め方と口座比較

スキャルピング

英語のscalping(スキャルピング)の直訳です。アメリカ・インディアンが戦いで行なっていた、勝利のシンボルとするために敵の頭の皮を頭髪がついたまま薄く剥ぐ行為から名付けられました。インディアンが出てくる昔のハリウッドの西部劇では大抵はそのシーンがあるので、興味がある方はどうぞ!

 

そこから転じて、1日に数十回から数百回ものトレードを繰り返すFX投資方法を指します。通常は数分ですが、数十秒に1回の超短期トレードを行うこともあります。そのため、1回の取引の利幅は非常に小さくなります。

 

また、指標としてtickという価格変動ごとに変化する秒単位に動くチャートや1分足を用います。アメリカの失業率などの経済指標発表後の大きく動くタイミングを狙って仕掛けるスキャルパー(デイトレードを主とするデイトレーダーに対してスキャルピングをする投資家を指します)もいるようです。

 

一回の取引で数pipsを狙いますが、1から3pipsなどより小さくその代わりレバレッジを最大限にするなど、スキャルピングと一言で言っても、人によりやり方は色々のようです。「塵も積もれば山となる」という投資方法です。

 

もちろん、一時もコンピュータやスマホの画面から目を離せませんから、専業FXトレーダーにしかできない手法です。まあ、上述の失業率発表の時だけならサラリーマンの方でも可能でしょうが。

 

スキャルピングは非常に強い集中力を必要とします。ギャンブルのようなもので、常にチャートを見ながら、ロングまたはショートに賭けるからです。直感が重要なので、FX入門者や初心者の方でもギャンブルなどの経験で相場勘や相場感に自信がある方にはおすすめかもしれません。

 

週末になにかイベントがあって窓が空いた際には、それをいつかは埋めに行くだろうということで逆張りをする投資方法もあるようです。

 

スキャルピングは1日に何十回もの取引を繰り返し、強い集中力と精神力、それに加えて体力を要求されます。上級者向けの手法のため、この「今井雅人によるFX初心者のための入門・始め方と口座比較」本文ではあまり触れられていません。相場感や相場勘が優れている場合を除き、FX入門者や初心者の方にはおすすめ致しません。FX会社の広告などで儲かると勘違いをして、スキャルピングからFXに入門するのは、避けるようにしてください!

 

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