デイトレード

日本語では略してデイトレと呼ばれることもあります。株式やFXなどのトレードを生業とするデイトレーダーという言葉も、一時期話題となりました。このデイトレーダーの方が行うスキャルピングと並ぶ投資手法を指します。英語では少し異なり、day trading（デイトレーディング）といいます。

1日に１回から数回の取引を行い、その日のうちにトレードを完結させることから名付けられました。主として5分足、10分足、30分足を参考にして取引を行います。アメリカでは1日の目標は10から最大でも50pipsですので、1回の目標はせいぜい10pipsと言えるでしょう。

このデイトレもスキャルピングほどではないですが、1日中相場に張り付いている必要がありますので、FX専業トレーダー向けの手法です。また、精神力、体力の両方必要ですので、入門者や初心者にはおすすめできません。中級者以上のための手法です。

アメリカではデイトレードによる破産者の増加と犯罪が社会問題となっているようです。今井先生の解説にもありますように、FX入門者や初心者の方はスイングトレードを中心とすべきです。

デイトレードはレンジ相場の場合にどうしてもポジションを持ちたいときや、トレンド相場の中でコアポジションをホールドしながら残りのポジションを回転させる際のみに留めてはいかがでしょうか？

デイトレードで体力や資産を消耗させるよりも、レンジ相場の間は次のトレンドの分析とシナリオ作成に集中して休むも相場と嘯くというものです。レンジ相場の間は月末の東京仲値だけで勝負するなどの手法で成功してきたトレーダーの方もいるようです。スキャルピングやデイトレードをFX会社がすすめているのは、取引回数が多ければ多いほど、FX企業が儲かるためです。FX入門者や初心者の方が利益を上げられるというわけではないのです！

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