FX初心者向け入門・始め方と口座比較

シティ・オブ・ロンドン

通称シティと呼ばれます、英語ではthe city。ロンドン中心部のテムズ川北岸、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の結婚式が行われたセント・ポール大聖堂の東に位置する、ニューヨークのウォール街と並ぶ、世界を代表する金融街です。ロンドン証券取引所、イングランド銀行を始めヨーロッパ中の金融機関が本拠としています。

 

ブレグジット前には人口はわずか8,000人に過ぎませんが、通勤人口は40万人、毎年1,000万人もの観光客が訪れています。シティはロンドン市長とは別に独自の市長と議会を有しており、バチカン市国のような自治体制を取っています。

 

是非ロンドンを訪れた時には立ち寄ってみてください。サザーク橋を渡れば現代美術の美術館としては世界有数のテート・モダンも徒歩圏内です。

 

ブレグジット後の去就がどうなるのか、注目されていましたが、2021年には欧州の1日の株式取引額第1位の座をアムステルダムに奪われてしまいました。有力投資銀行が本店を移していたのはフランクフルトだったので、アムステルダムというのには驚かされましたが。

 

シティは金融機関に限らずIT企業を誘致するなどして、その存在感の低下を抑えようと必死のようです。FXでは現在はロンドン市場が最大市場となっているわけです。ロンドン時間になると、相場が動きます。ヨーロッパに中心が移ると、1時間早く市場が活発化することになります。今後の動きが注目されます。

 

 

 

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