アナリスト
英語のAnalyst(アナリスト)の直訳で、分析するという意味そのままの職業です。銀行、証券会社、投資顧問会社などに属していて、自分が専門とする分野とその代表企業についての動向、収益予想、株価予想などを行います。
一般には証券会社に所属し、専門分野やその企業についての顧客へのレポートを執筆するセルサイド・アナリストのことを指します。ファイナンス分野の高度な知識を要求されるため、MBAホルダーで金融業界の経験を有するのが一般的ですが、専門分野の有力事業会社の企画部門出身の方もおられます。
また、銀行や生損保に所属し、自社のファンドマネジャーに情報提供することを任とするバイサイド・アナリストも実はアナリストです。
FXの世界では、アナリストは英語ではForex Market Analyst(フォレックス・マーケット・アナリスト)やCurrency Strategist(カレンシー・ストラテジスト)と呼ばれ、政治や経済動向、チャートから想定される毎日の為替相場の動向や予想についてのコメントを書く仕事を指します。
チャートなどテクニカルからの予想をするアナリスト、ファンダメンタルズからの予想をするアナリストと、そのスタイルは様々です。ただし、ディーラのように自ら相場で取引をするわけでなく、予想が当たるも八卦当たらぬも八卦です。相場観はもっていますが、相場勘や相場感があるかも分かりません。そのため、その予想については、話半分で聞いておくのが無難ということのようです。
外れてもアナリストやエコノミストが責任を取ってくれることなどないので、FX入門者や初心者の方は気をつけましょう!
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