先物取引
英語ではfutures cotract(フューチャーコントラクト)。取引される特定の商品の将来の価値を予測し、定められた期日までに、現在決められた価格で過去の取引と反対の売買を行うことを約束した取引を指します。
売買により生じた差額のみを決済すること、取引所で行われること、株式と異なり売りから入れる、ことなどが特徴として挙げられます。例えば現物取引で買いを入れている時に先物取引で売りを入れると、リスクヘッジすることができるわけです。
コーンや大豆などの農作物、石油、金やプラチナなどの貴金属を扱う商品先物取引と国債やTOPIXなどの株価指数、金利などを扱う金融先物取引があります。
FXもこの金融先物取引のひとつとされており、FX投資家におなじみのシカゴIMM通貨先物ポジションはシカゴ先物取引所で扱われています。そして米国での監督官庁は株式などを統括するSECではなくCFTCです。
FXの元プロの為替ディーラーの方は、実はFXだけでなく株式や株式のオプションや先物取引を組み合わせて分散投資をされているようです。
近年はCFDの形式で先物取引を扱うFX会社も増えてきていますので、FX入門者や初心者の方も、分散投資の一環として考慮に入れてみてはいかがでしょうか? CFDでもダウ平均、ナスダックやS&P500の米国株、日経225、金や銀、原油などの商品、恐怖指数なども扱っていますし、売買単位は通常の先物取引の100分の1で、少額から取引ができます。。例えばFXでクロス円をロングしている際にリスクオフになったときには、株式先物をショートしてリスクヘッジをすることができます。
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