手仕舞う/クローズする
英語ではclose position(クローズポジション)、日本語ではここからクローズするとも言います。相場から退出するというエグジットも同じ意味です。近年は両建てにすることを意味したスクエアにするも意味が転じて使用されているようです。
株式やFX取引において、利益確定や損切りのために保有する建玉(ポジション)を決済することを指します。この他にリスク回避のために手仕舞うこともあります。今井先生のお話では、銀行では経験の浅いうちは特に週末をまたいだポジションを持つことは許されず、必ずポジションをクローズするように指導されていたとのことです。
週末に要人発言やG7などのイベントで予期せぬ為替変動要因が発生すると、週明けの月曜日に、相場が保有するポジションと反対の動きをすることが起こり得ます。2018年〜2020年はトランプ大統領のツイートに振り回されたのは記憶に新しいところです。
FX入門者や初心者の方は、週末には必ずポジションを手仕舞うという習慣を身につけましょう!ミセスワタナベ狩りの起きる新年やゴールデンウィーク、お盆休み、海外トレーダーが休みに入るイースター、サンクスギビング、クリスマスにもヘッジファンドの仕掛けで大きく相場が動くことがあるので、週末以上に、これらをトレードノートカレンダーに入れて、必ずノーポジにすることを忘れないでください!
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