外為オンライン | FX入門〜初心者おすすめ8社口座比較
概要、比較レーダーチャート、スコア
外為オンラインは、大島優子さんをイメージキャラクターに使用した広告やサービスで有名なFX会社です。
しかし、その特徴は実は、セミナーやシステムトレードなどにおける他社と差別化した独自のサービスにあります。
上図にありますように、情報収集兼売り用口座比較では70点で情報量、セミナー、デモトレ、シストレで業界最高水準であり、外為どっとコムに次ぎ第2位となりました。
評判の高いシステムトレードも完備しており、FX入門者や初心者向けサブ口座としては最もお勧めできる会社の一つでしょう。
なお、スリッページ(約定率)は矢野経済研究所が実施した約定率・スリップページ発生率調査の結果や口コミ、システム安定性はISO/IEC規格、サポート体制はHDI-Japan主催の問い合わせ窓口/Webサポート格付け調査」などや口コミ、スプレッドは該当会社ウェブサイト、スワップポイントはみんかぶFXやZAI FX!、該当会社ウェブサイトなどを基に「今井雅人のFX入門・初心者向けFX常勝方程式」が独自に算出したものとなります。
もちろん、開設費用や維持費用なども無料となっています。以下にPros.とConsを列挙しながら他社との比較解説をしていきます。
Pros. 1. FX入門者や初心者向けコースも用意された無料会場セミナー
「今井雅人のFX入門・初心者向けFX常勝方程式」の目標はカリスマトレーダーの一人である先生のトレード技術を伝授し、多くの方にFXを分散投資の一つとして活用して頂きたいということです。
この目標と類似した目的を持つプロや元プロのトレーダーなどの講義を聞くことができるセミナーは非常に重要だと考えています。そして当サイトが閲覧者のターゲットとしているのが、FX入門者や初心者です。中級者と異なり、PCやスマホのツールの使い方も欠かせません。
そこで、FX入門者や初心者の始め方・やり方向けの会場でのライブセミナーが充実していることを長所のトップとして挙げさせていただきました。
まずは操作方法のセミナーです。上図にあるように、パソコンやスマホのツールの操作方法のセミナーまで用意されています。
2021年9月現在は新型コロナウイルスの影響でZoomオンラインサポートセミナーのみですが、通常は月に一度か二度、東京では丸の内で開催されています。これならPCやスマホの操作が苦手でITリテラシーが低い中高年の方やFXが初めての方でも安心できますよね。
そして、FXの基礎について学べる毎週開催(以下、東京のケース)のレベル1とレベル2のセミナーから、隔週開催の中級者向けのレベル3、毎週開催の自動売買ツールについて学べるレベル4、隔週開催の中級者向けのレベル5、レベル6まで、全国の会場でライブで開催されています。
これらのセミナーは全て無料です。しかも、FX口座を持っていなくても参加できます!実際に口座を開設する前にセミナーに出席し、パソコンからスマホまでツールの使い方を学んでから開くことも可能なわけです。
また、親切な先生が揃っているということももちろんですが、自社への勧誘も目的としていることもあるのか、資料や講師の方の実際のパソコン画面での操作方法もわかりやすく、質問にも嫌な顔せずに答えて頂けます。
まさにFX入門者に適したFX会社といえるかもしれません。アナリスト佐藤の中上級者向けFXセミナーも用意されています。
Pros. 2. 評判の高い自動売買ツール
外為オンラインの他社から差別化した長所としてよく挙げられるのが、「iサイクル2取引」として知られる独自のシステムトレード用(自動売買)ツールを提供しているというポイントです。実はiサイクル2取引はトレンド相場に向いたトレンドフォロー型のツールでIFDONE+OCO注文を繰り返してくれます。
FX入門者や初心者の方が最初からシステムトレードに手を出すのも不安でしょう。
そのため、iサイクル2取引では、過去のシミュレーションで高い成果を挙げている注文内容(通貨ペア、売りか買いか、変動幅など)を選ぶだけで開始できる「ランキング方式」が用意されています。
トレンドの方向(売りか買い)を自動的に決定してくれる「トレンド」という機能も追加されています。
「マトリクス方式」という中級者向けのシステムもありますが、「ポッシュの今井流初心者向けFX入門・始め方と口座比較」では省略させていただきます。
それ以外に、レンジ相場向けの「サイクル2取引」というツールもあります。コツコツドカンになりがちなレンジ相場でも、サイクル2取引を使えば、図6にある3つの条件を設定するだけで自動発注を繰り返してくれます。他社のシストレと比較すると入門者や初心者向けといえるでしょう。
しかし、過去のシミュレーションだけでは本当に利益を挙げられるか不安になるのは当然です。外為オンラインでは無料デモトレード口座で実際にこの自動売買ツールを試す機能もあるので安心できます。
また、上記のように、このツールの使い方の会場セミナーも用意されていますので、使い方が分からなかったらセミナーに出席すればよいわけです。
FX専業トレーダーではない方は、この自動売買ツールを普段のトレードの補助として使うのもありでしょう。(1万通貨当たり200円の取引手数料がかかります。)スマホでも簡単に使用できるようになりました。
Pros. 3. 元プロトレーダーの相場観など充実した相場情報
かつてはプロのトレーダーと個人投資家の差はその情報量にあると言われていました。しかし、現在は個人投資家でもある程度の情報は入手できるようになってきているのは今井先生が「FX入門〜初心者におすすめ!元為替ディーラーの生ニュースがより重要!」に後述されているとおりです。
その情報の質において外為オンラインのレベルは他社と比較しても高く、日本だけでなく世界から発信される情報を24時間見ることができます。例えば米国雇用統計の発表後には、ロイター、fx-wave,、MarketWin24の3社から次々と関連ニュースが入ってきます。
外為オンラインはニュースだけでなく、この元パリパ銀行為替トレーダーの佐藤氏による毎日更新されるアナリストレポート、毎週月曜日に更新されるレンジ予想などの相場予想情報も用意されています。
Pros. 4. スマホアプリでも利用可能な期間無制限のデモ取引ツール
外為オンラインは期間無制限のデモ口座を用意しています。本トレードと同じ内容の取引をPCとスマホどちらでも事前に体験することができます。競合他社との比較では、スマホでもデモ取引ができることが一番の長所だと思います。今時、PCに張り付いてトレードをしているのは専業トレーダーのみでしょうから、他に本業がある入門者・初心者にとってはPCのみのデモトレードなどあまり役立たないでしょう。
他社と比較してみると分かりますが、ほとんどの会社はデモトレードは1ヶ月に設定されています。会社勤めや学校で忙しくても期間が限定されていないので、デモトレードでマイペースでFXに慣れてから本当の取引に参加できるのという点は、FX入門者や初心者にはありがたいですよね。
画面は為替レートや口座状況など本トレードと同じ内容で、証拠金として300万円が用意されます。さらに、ご自分で取引の判断をする裁量取引だけでなく、上述のように自動売買ツールであるiサイクル2やサイクル2と合わせてデモ取引を体験することができます。
ご自身の判断での取引と自動取引との組み合わせをデモ取引から試すことができる事が、他社と比較すると差別化している特長といえるのではないでしょうか?ただし、PC版はFlashをインストールしてないと使えないので、中高年の方には難しいかもしれません。
スマホアプリでもPCに近いレベルの使いやすい注文ツールやチャートを備えていますので、専業トレーダーでないサラリーマンの方でも昼休みや外出時などに取引をすることが可能です。
Pros. 5. チャート機能に優れた改善された取引ツール
外為オンラインの取引ツールはみづらいという印象があったのですが、特にスマホツールは画面のデザインなどが一新され非常にみやすくなりました!
さらに、他社と比較するといくつかの会社が採用しているチャートを見ながら注文する機能も用意されています。
いくつかの通貨ペアに投資している際には必須の業界標準となった4分割画面も採用されました。さらに、20種類もの指標あり高機能チャートツールが装備されています!
まず移動平均線では標準装備の単純移動平均、指数平滑移動平均に加えて、加重平均と複合型の移動平均線もあります。スーパーボリンジャーなどトレンド系は9種類です。オシレーター系は11種類と多く、ウイリアムズ%Rという聞き慣れないものまで含まれます。
パソコン版ではさらに多い26種類の指標があり、FX入門者や初心者には十分すぎるといってもよいでしょう。チャートにメモを残すことができるのも、よいですね。
Pros. 6. 24時間対応のクイック入金システム
外為オンラインにもクイック入金システムという即時入金サービスがあります。
DMMFXの解説ページに詳述しましたように、相場が暴騰・暴落した際などには非常に有用なサービスです。しかも24時間対応なので、ニューヨーク時間やオセアニア時間に相場が大きく変動した時にもすぐに入金でき、強制ロスカットに対応できる可能性が高くなります。
スマホでも対応できるので、外出していても安心です。
利用可能な金融機関も大手都市銀行やゆうちょ銀行と一部のネット銀行のみで11金融機関のみとなりますが、ほとんどの方はこれらのどれかに口座を持っているという意味ではカバー率は高く、あまり問題ではないでしょう。
それよりも、24時間対応してくれているメリットの方が断然大きいでしょう。
Cons. 1. スプレッドが大きい
スプレッドは以下の表のようになっています。(2022年2月)
ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/ドル | 豪ドル/円 | 豪ドル/ドル |
---|---|---|---|---|
1銭 | 2銭 | 1pips | 3銭 | 2pips |
2 | 2 | 3 | 2 | 4 |
ポンド/円 | メキシコペソ/円 | NZドル/円 | 南アランド/円 | トルコリラ/円 |
---|---|---|---|---|
4銭 | 1銭 | 6銭 | 1.5銭 | 固定対象外 |
2 | 2 | 2 | 5 | N.A. |
DMMFXやマネーパートナーズのスプレッドを参照頂ければお分かりになりますが、両社のスプレッドはドル円では0.2銭となっています。SBIFXトレードでは0.19銭です。それに対し外為オンラインでは1.0銭であり競合他社との比較では広い(高い)レベルとなっています。
しかし、先生が本文の記事で語られていますように、このスプレッドというのは取引手数料です。0.2銭と1.0銭では5倍の差となりますが、たかが1.0銭であり、重要な情報を入手したり、自動売買ツールを使用できる手数料と考えれば安いものです。
スキャルピングやデイトレードを主体とするFX専業トレーダーの方にはこの差は大きいかもしれませんが、スイングトレードを主体として、コアポジションの補助としてデイトレードも混ぜることをお勧めしている当サイトにおいては、あまり重視するほどの欠点ではないと考えています。
Cons. 2. スワップポイントが小さい
スワップポイントは以下の表のようになっています(2021年1月)
スワップ/スコア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 |
---|---|---|---|
買/売 | 0円/-35円 | -45円/0円 | 0円/-45円 |
買/売 | 0点/3点 | 3点/0点 | 0点/2点 |
スワップ/スコア | 豪ドル/円 | NZドル/円 | メキシコペソ/円 | 南アランド/円 |
---|---|---|---|---|
買/売 | 0円/-50円 | 0円/-50円 | 5円/-15円 | 5円/-30円 |
買/売 | 0点/1点 | 0点/2点 | 6点/5点 | 6点/3点 |
スワップポイントが他社と比較して小さいことも短所としてあげさせていただきました。しかし、現在の歴史的な低金利時代にはエマージング通貨以外はスワップトレードには向いていませんので、閲覧者の方にはあまり重要な項目ではありません。以前は、FX入門者や初心者のトレードの中心となるであろう米ドル/円のみはと他社とあまり変わらないレベルに設定されていたのですが、近年は0円となりました。
スワップポイントにはあまり力をなったと推測されます。
Cons. 3. 電話サポート時間が平日の9時から17時まで
GMOクリック証券やDMMFXなどの最大手FX会社のサポート対応は24時間体制またはFX市場が開いている月曜早朝から土曜早朝までとなっています。それに対して外為オンラインの電話サポート時間は月曜から金曜の朝9時から17時までとなっています。
相場が暴騰・暴落した際に電話やLINEでFX会社に相談事を質問できるサポート体制は、FX入門者やFX初心者を対象とする当サイトではある程度は重要だと考えており、やはり欠点として挙げさせていただきました。
結論
外為オンラインは、DMMFXやGMOクリック証券などと異なり、通常の比較サイトで重視されるスプレッドやスワップにおいては、業界でも低い水準です。
今井先生が重視されている情報面は充実していますし、セミナーやデモ取引でしっかりFXや同社のツールの操作を学ぶことができます。
但しセミナーは平日に開催されることも多く、サラリーマンの方が参加するには有給を取得しなくてはなりません。
また、FXプライム by GMOと並んで自動売買(システムトレード)ツールの評判も高いです。改善された取引ツールでは、高機能のチャートを駆使しながら、ご自身の判断での取引とと自動売買を組み合わせてをトレードできます。デモ取引の時からなれておくのがおすすめです。
従って、「今井雅人のFX入門・初心者向けFX常勝方程式」の閲覧者、特にITリテラシーの低い中高年のFX入門者や初心者のニーズに最も合致したFX会社といえるのかもしれません。
少なくとも、SBIFXトレードやGMOクリック証券など複数の口座をメインに使った際の、情報収集やシストレ用のサブ口座としては同業他社と比較してもベストの1社といえるのではないでしょうか。
当サイト内の文章・画像等の無断転載は厳禁とさせていただきます。引用される場合には、著作者名と当サイト名を必ず明示し、引用された部分をカギカッコで囲うなどの引用ルールを厳守ください。
記事のSNSでの拡散へのご協力、よろしくお願い致します!