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松田遼司のポッシュなマニラ観光情報 ビノンド教会/Binondo Church ☆☆☆☆

ビノンド教会/Binondo Churchの観光概要

ビノンド教会/Binondo Churchはチャイナタウンを形成するビノンド地区にある教会です。電車を使用する場合にはLRT線のCarrieedo駅から徒歩で15分ほどです。マニラ大聖堂からも徒歩20分ほどなのでイントラムロス観光のついでに行くのもありでしょう。

地球の歩き方ではチャイナタウンのページに画像とともに触れられているだけで、評価はありません。しかし、ここはよりチャイナタウンの教会の代名詞となっている有名なキアポ教会/Quiapo Chrchよりも遥かに楽しめました。画像にあるようにファサードの赤色が印象的な美しい教会です。

Binondo Church

ここもサン・ロレンツォ・ルイズ広場/Plaza San Lorenzo Ruizに面しており、欧州の雰囲気が味わえます。ドミニコ修道会により1596年に設立されました。英国軍の侵攻で1762年に破壊され、現在の建物は1852年に再建されたものです。第2時世界大戦で西側の玄関を残して破壊されたそうで規模は大きくはありません。かつては八角形の形だったようです。それでも建設から170年も経っているわけでマニラでも古い教会の一つです。

子供時代のイエス・キリストを象った彫像は16世紀にオランダのアーティストにより彫られマゼランによりセブ島の王に献上されたそうです。その後このサント・ニーニョ/Santo Ninoというイエス・キリスト子供時代を象った彫像がフィリピンでは人気なのですが、この教会もこのサント・ニーニョを祀っています。営業時間は9時から17時30分です。ミサは日曜は8時半から9時半、10時から11時、その他は12時15分から13時15分と17時から18時です。他の教会でのミサにたまたま巡り合わせましたが、ミサに参加されて賛美歌で癒やされるものおすすめです。

ビノンド教会/Binondo Churchの歩き方

まずは、広場から教会の正面からの写真を撮影しましょう!赤色がアクセントになっており美しいです。入り口は見上げると漢字で聖門と書かれおり、中華街にある教会なのだと実感されます。

 

Holy Gate by Chinese Character

 

内部に入るとマニラ大聖堂/Manila Cathedralとは異なり、参拝者はほとんどいませんでした。美しい天井画や彫像などに目を奪われます。

Inside of the church

階段を登ると2階に上がることができました。そこから見る天井画は距離が短いため1階から見るのと比べて感動が大きくなるのは当然でしょう!彫像もあります。

Ceiling Paintings

Ceiling Paintings

さらに、テラスに出ることができました。ここからは中国語の看板もある「ここはどこなんだろうか?」という周辺の不思議な景色が楽しめます。

View from the Terrace

作りかけなのか無造作に打ち捨てられた木製の彫像も素晴らしく、メキシコ同様に現代フィリピン教会芸術の質の高さが読み取れます

Scupture

1階に降りた後には教会を1週しようと思ったのですが、上記のように大半は破壊されてしまったため正面の周囲以外は見る価値はありませんでした。それでも2階に登れるために規模は小さいですが30分ぐらいはあっという間に経ってしまいました。時間があれは是非とも立ち寄りたい観光スポットです。

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